佐賀県北部を流れる水系の本流で一級河川の松浦川
戦国時代までは唐津城の西側に河口があった
城の守りを確保するため寺沢広高が流路変更の土木工事を行い
現在の唐津城の東側が河口と変わった
その河口の一部を競技用の水面として
1953(昭28)年:唐津市主催による唐津競走場(松浦川漕艇場)が開設された
開設当時の唐津市の世帯数は、約15,000戸
その後、城下町の世帯数も徐々に増え始め
市街地に隣接した唐津競走場の騒音や交通渋滞の問題
また施設が狭い為
唐津市郊外で自然環境に恵まれた
松浦川河畔の広大な敷地の残る原(はる)地区への移転が決まった
1975(昭50)年:総工費107億円余をかけた新競走場が完成し開催場所は移転した
跡地は松浦河畔公園となり
運動場、テニスコート、森林、芝生などの緑地、児童向けの模型鉄道などがある
佐賀県唐津市鏡(かがみ)
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